山賊眼鏡餅。

目黒さんが鼻から水を出しながら近づいてきた。


眼鏡をかけていないので、いつもと印象が違う。

胸が大きいせいで太って見えるが、実はウエストは、ぽっちゃりレベルを少し越えたくらいだ。


「ミチコ先輩!水着貸しましょうかぁ?」

目黒さんは言った。

「あるの?」


「ありますよ。予備を持ってきたんです」


「じゃあ、借りたい!」


シャワールームの脱衣所で、私は目黒さんの水着に着替えた。


「うわっ」

思わず叫んでしまう衝撃のだささだった。




真っ赤なワンピースに緑色の龍のプリントが大きく入っている。





「ほっこり、和柄でしょう」

うれしそうに目黒さんが言う。


「なんだかクリスマスっぽいね」


「先輩も泳ぎましょう!」



「うん!」


私はプールに飛び込んだ。