下半身にはぴったりとした競泳用のような水着が張り付いている。


スパッツのような形なのがせめてもの救いだが、とりあえず見苦しかった。



水泳帽までかぶっている。




「変態!!!」

私が叫ぶと、平田はにやにや笑って、ポーズを取って言った。

「地下室に来てください!」


「嫌!絶対嫌!」

まさに変態だ。


「まあまあ、良いから来てくださいよぉ」

平田に腕をつかまれた。



振りほどこうとしたが、意外に、平田は力が強かった。


私はそのまま腕をひっぱられて、エレベーターに連れ込まれた。






「い、家の中にエレベーターが!?」



平田はまた、にんまりと笑った。