山賊眼鏡餅。

「あ」


ゴミの中に、おばあさんが埋まっている。


「ょぅ」

ゴミ屋敷の赤頭巾ババアだ。




「積み上げ作業中に巻き込まれてしもうてなぁ。どうか哀れな老人を助けてもらえないじゃろうか」

赤頭巾ババアは言った。

どう間違えて、そんなことになったのか全く理解できないが、婆は、4つの三角コーンに覆われていた。


両足、右手、左手、頭に、それぞれ三角コーンがすっぽりとはまってしまっている。


弟と私は力を合わせて、婆を三角コーンから引き抜いてやった。



「助かったよ。ありがとう」

赤頭巾ババアはうれしそうに言った。


「なんでそんなことになったんだ?ババア」

弟が言う。


「これを探しててなぁ」

婆はゴミの山から、鳥かごを取り出した。