「えっと・・・この人は?」



笑顔がどこか引きつっていた






「あ・・えと・・・・」





あたしが答えに迷っていると







ちゅ








「玲の彼氏」





千秋はそう言ってあたしをぐいと自分に寄せた






「ちょっ////」


「あ・・・・そうなんだ。俺、宮原聡」


「千秋」




千秋は名字を言わず、ぶっきらぼうに名前だけ言った



「それじゃ、中本明日な!」


「ばいばい・・」






横目でちらっと千秋を見ると




やっぱり少し怒っていた