「「ただいまー!!」」 あたしと彼方は、声を揃えて家に入った。 まず、自分たちの部屋に行って、カバンを置く。 そして、リビングに行った。 「おかえり~」 お母さんが、キッチンに立っていた。 なんだか、いつもより夕飯が豪華な気がする…? 「今日は、早いんだね!」 あたしがそう言うと、お母さんは満面の笑顔で、 「パパの誕生日だもの♪」 と言った。 「そっか、そうだね!」 …忘れてた。 でも、朝まではちゃんと覚えていたから!笑