歳はかなりいってる、年配ドライバー。 大丈夫かな?と思いつつも、これしか方法が無いので聞いてみる。 「あの…山奥の丘の上の白い家って知ってますか?かなり噂があるらしいんですけど」 タクシードライバーは一瞬眉を寄せた。 だが、すぐ無表情になり、こう言った。 「あそこは行かない方がいい」