「心美ちゃんの胸の中温かい…」 彼女の胸に顔を埋める。 柔らかくて、滑らかで… 心地よい。 今夜は怖くて 眠れないかと思った。 だけど 温かくて愛しい温もりに包まれていると 次第にまぶたが重くなってきて。 「心美ちゃんは…… 僕と出逢えて幸せ…だった?」 そう言いながら、 意識は遠のいていった。