また恋をした、その時に。




僕は
ゆっくりと椅子から立ち上がり
心美ちゃんを優しく抱き締めた。

ただ、
抱きしめる事しか出来なくて……


   ごめんね?
悲しい思いをさせちゃって。
ずっと一緒にいてあげられなくて


この様子じゃ、僕の最後の願い
叶わない方がいいのかな………

そう思うと
さっきまで感じていたあの孤独感にまた、襲われそうになる。