ああ。これからどうしよう… 僕の最後の願いさえも 儚く散ってしまいそうだ 僕の心の中は今、真っ暗な闇に包まれている。 こんな時 隣に心美ちゃんがいてくれたら… そんな事を思いながら 学校の正門を出てのろのろと歩く 「リク!!!」 え? その聞き覚えのある声に反射的に振り返ると。 ウソだ・・・ 突然の出来事に体が固まって動けない自分。 心美ちゃん…………? その後ろに小日向君も… その間に、 彼女が走ってこちらに向かってくる