また恋をした、その時に。




「冗談…は────」


「冗談なんかじゃない!!!」


「……………っ」


僕は思わずあぐらの体勢から
膝立ちになり、
小日向君の胸ぐらに掴みかかった


───怒っているわけじゃない

ただ、
行き場のない
このどうしようもない気持ちを
少しでも吐き出したくて。

孤独で、苦しくて、寂しい。

彼女を見守ることしか出来なくて


ポタポタと涙は零れた。



「………本当なのかよ…」