また恋をした、その時に。





静かな道路沿いを並んで歩く。

今は車がほとんど走っていない
静寂な場所。


心美ちゃんのヒールの音と
僕の足音2つだけが響いて

大きく聞こえる。




それから…イッキに車の流れが
緩いカーブを曲がり
こちらに向かってきて
横を通りすぎ、静寂は消えた。


ヘッドライトが僕達を照らす・・


目的地に着くのを恐れるように
無意識に歩くスピードは遅くなっていたんだ。

会話もなく、ただ
ゆっくり…ゆっくり…足を進めた

頭の中は心美ちゃんの事ばかり