─────────────── 「わぁ………」 展望台から見える景色は 言葉が出ないくらいに胸に響き、 何ともいえない感情に支配される 夕方の東京は 柔らかいオレンジ色と 深い紺色のグラデーションが 一面に広がっていて。 高層ビルから漏れる光が ダイアモンドのように煌めき 高速道路を走る車のヘッドライトは絶え間なく流れる。 “街は動いている・・・” と、心の中で 呟かずにはいられなかった。