「ねぇ、君何してるの?」 僕は この状況に思わず声を出した。 今のこの状況を説明するとね、 僕は意識が戻った時、 何故か…マンションの最上階の ベランダにいて。 ここが 何処にあるマンションかなんて 分からないけれど。 気付いたら、ここにいた それでね? 目の前に女の子がいて まるで、 鉄棒の前回りするような感覚で 手すりから身を乗り出して いるんだ。