また恋をした、その時に。



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でも、
現実は厳しいのかもしれない。

ボールを拾っても、
みんなで繋げて返すだけで精一杯。

攻撃なんて出来ない。

だから、すぐに点をとられてしまう。


試合は21−24

あと1点取られてしまえば
負けてしまう、絶体絶命の状況。


心臓はバクバク

極度の緊張で手、全身に汗が滲む


このまま終わるなんて嫌だ。
絶対に嫌だよ。


僕はボールを持ってコートの外へ

どうしてこんな時にサーブなんだろう・・・


次第に手足が震えてきて。

心の準備が出来ないまま

    ピーーーッ

笛が鳴り響く。