手首に痛みが走った瞬間。 ぉぉ……… と周りからは驚きの声が聞こえ 僕は何が起こったのか分からず 呆然と立ち尽くす。 相手チームのセッターがトスを上げている。 どうやら、小日向君のスパイク 相手コートに返せたみたいだ。 じわじわと嬉しさが込み上げてきて。 練習した分、 こんな風に 前までは出来なかった事が出来るようになって 成果が現れている。 だから何事も 諦めちゃいけないって 思ったんだ。 前だったら あんな怖いボール絶対に避けていた だけど、今ならどんなボールでも向かっていける。