きょとん。と目が大きくなる僕
「ヒカリちゃん……?」
僕の隣にしゃがみ込んだのは
心美ちゃんがいつも一緒にいる
ヒカリちゃんだ。
「んもぅ、ど〜して心美の心をガシって掴まえておかないのよ…」
彼女は体育座りをしながら呟くように言う。
「リク君、男なんだからもっとビシッとしなきゃ。
君が
へなへなしてるから心美が揺れちゃうんだって…
もっと自信持ちなよ。ね?」
ポン、と肩を叩いて首を傾げるヒカリちゃん。
「でも……っ、心美ちゃんは小日向君…」
僕の言葉を遮って、ヒカリちゃんが口を開く。
「違うよ?心美の心の中にいるのは、1人だけ…
小日向だって心美の事本当に好きだと思う。
だから、ちゃんと言わないと…
リク君後悔するよ?
後悔してからじゃ遅いからね?」


