「私っ、すっごく嫌な気持ちになったの!
富田君の一番傍にいる女の子は自分だって思ってた・・・。
だけど、それが違うって分かった瞬間、
富田君の特別は自分じゃなきゃ嫌だって思って!」



私は一気にまくし立てるように喋った。



そして、急に恥ずかしさが襲ってきて、顔が熱くなるのを感じた。





―・・・富田君のことが、好き、なのだ。