15歳からの恋愛白書

そうやって長い夏休みも乗り越えてきた。



(考えないように・・・)



その考え自体が、熊君と富田君に捕らわれているということに私は気付いていなかったのだけれど。



私の頭の裏側には、2人とのそれぞれの日々が焼きついて離れていないのだ。