誰も手を挙げない。 図書委員って、放課後に色々と雑用があるから、みんな好まないんだよね。 相馬くんをチラリと見ると、手を挙げる気配がない。 「…………」 ちょっと、裏切らた気持ちになった。 別に……私は彼が挙げなくても、最初からしたかった委員会だし。 スッと右手を挙げた。 「はい、女子は田宮さんに決定。あと一人いませんか? いなかったら後回しにします」 副委員長が黒板に私の名前を書く。