ピュア *first love*




こまめに話しかけてくれていたことには、気づいていたけど、まさかその理由が私のことが、好きだったからだなんて。


そんなこと、気づくわけないよ。だって、私と彼は違いすぎる。


月とスッポン。
一般人と芸能人。
使用人と王子様。


そんな例えがピッタリなんだもん。


しかも、同じ図書委員になって、男の子が苦手なこと、克服させてみせるよだなんて。


彼の本気の気持ちが、痛いほど伝わってきて、何も言い返せなかった。


ただ、頷くことだけで精一杯。