だから決意した。 俺はサッカー推薦で、私立に行く。 厳しい練習が待ってる。俺なんかよりレベルの高い奴らが、全国から集まってくるんだ。 だけど負けない。 あみに会えない時間が増えても……。 俺達は大丈夫だよ。 高校を卒業した時……俺はきっと、君に相応しい男になってるから。 だからさ……また同じ時間を共有する時まで、絶対に俺以外の男に惹かれないでね……? そんな気持ちで、彼女の頬にキスをした。 嬉しそうに笑う彼女。 「……好きだよ」 「私も好き……」 まじで……。 大好きだから……。