「あみ! あんた、二宮とできてるってマジ?」 翌朝、登校した途端になおにつめ寄られる。 さすが田舎だよ。情報が早い。 「私、聞いてないよ! 相馬と別れたことも、後から知ったし。親友なのにショックだよ」 ふくれっ面で言うなおに、私は慌てて誤解をとく。 「違うよ。二宮くんとは一緒に帰っただけ……あの、小5の時の事件のことを思い出しちゃって。怖くなって、一緒に帰ってもらったの」 なおは小学校からの親友だから、この事件のことは知っている。 私の言葉を聞いて、深刻な顔になる。