【ami】
相馬くんを避け始めてから、一週間。
違うクラスにまで、私達が別れたという噂が流れて、彼に好意を寄せていた女の子達はここぞとばかりに、彼に近づいてきている。
休み時間のたびに、彼のまわりを囲むように女の子達が輪をつくる。
優しい彼は、めんどくさがらずに対応している。
私よりもかわいくて、綺麗な子達。まんざらでもなかったりして。
少しだけ嫌な気持ちになって、ため息をつく。
机に頬杖をついて、ボーッとしていると、後ろから話したこともない女の子三人から声をかけられる。
「ちょっといい?」
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