ー魅羽ー 「ふわぁ…疲れたぁ」 あくびをしながら目を擦る。 零希君と樹希君には結局詳しいことはなにも聞けなかった。 ピクッ 私はピタッと止まった。 後ろをつけられてる? 確か、前にもこんなことあったような… 必死で記憶を手繰る。 「行くぞっ!!」 あ、思い出した!!