直樹君が、家族の話しをしてくれた。


お父さんは、直樹君が、3歳の時に出て行ったそうで、お母さんが一人で、お兄さんと直樹君を育ててくれたそうで、そんなお母さんの姿を見てきたから、お父さんの事、聞けない
と、幼いながらに我慢してきた事。

お兄ちゃんとは、仲が良く、今でもたまに買い物行ったり

カラオケとかも行くらしい。

理由は教えてくれなかったけど、

高校を中退した事。
だから、あたしには高校を卒業して欲しいと思ってる事。


そんな時、直樹君の携帯が鳴り

話し合いが終わった事を告げてきた。