名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。

「そろそろ抱っこさせてよー。せっかく日曜で学校休みなんだから仲良くしようよー」


座ってピンクの肉球を舐めているモモにじりじりと近付く。


あたしが両手を広げて抱き上げようとした時、モモがジロッとこっちを見た。


「うっ、だ、だめ……?」


手を出したまま固まるあたしを数秒見上げたモモが、知らんぷりしてまた毛づくろいを始める。


あたしがプッと頬を膨らませると、廊下からお母さんの声が聞こえてきた。