両手でほお杖をついたまま、あたしはぼんやりと答えた。 「どこの企業?」 「……とある秘密組織」 「お前、その年でやり手なんだな」 「……」 どんな時でも真剣で冗談も通じない岡田は、正直あたしだけじゃ手に負えない。