『お前、誰!?』と言っているみたいにあたしを完璧に警戒していた。
「やだちょっと、うっそー!?あたしのこと忘れちゃったの!?」
いつでも逃げられるように腰を引いたモモが、ショックを受けているあたしを遠くからフゴフゴと匂っている。
「ほらっ、あたしミユだよ!?たった一ヶ月半なのにわかんないの!?もっとちゃんと匂ってたしかめてよっ」
ジリジリと近付いて、差し出した手をモモの鼻先に必死に持っていく。
「やだちょっと、うっそー!?あたしのこと忘れちゃったの!?」
いつでも逃げられるように腰を引いたモモが、ショックを受けているあたしを遠くからフゴフゴと匂っている。
「ほらっ、あたしミユだよ!?たった一ヶ月半なのにわかんないの!?もっとちゃんと匂ってたしかめてよっ」
ジリジリと近付いて、差し出した手をモモの鼻先に必死に持っていく。



