名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。

うん、そんな予感がめちゃくちゃする。


タクに一番重たい荷物を持たせて、あたし達はお世話になったお医者さんや看護師さん達に挨拶をして、病院を出発した。





「ただいまぁっ」


ガシャンと松葉杖を玄関に置いて、あたしはギブスで固められた左足をかばいながら居間に急いだ。


「モモー!どこにいるのー!?」