名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。

驚いてまわりを見渡すと、腕には点滴、あちこちには数え切れないひどいすり傷。


しかも左足は付け根から足先まで包帯でグルグル巻きにされていた。


「うそ!?あたし病院にいるの!?……あっ、モモは!?」


は?と二人が声をそろえてあたしを見る。


「モモがここにいるわけないじゃない。今頃家で昼寝でもしているわよ。あなたって、こんな時もモモちゃんの話なのね?」


優しいお母さんの顔がズイズイ迫ってきて、あたしはベッドの中で体を縮こませた。