名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。

お母さんとタクにモモの夢のことは話していないから、多分今はただそっくりな子猫が来たって思っているはず。


でも、そんな偶然なんかきっとありえない。


「高嶋、会えてよかったな」


スウッとあたしの隣に来た岡田が、顔を洗い始めたジュニアを一緒に見つめる。


「うん、岡田もいろいろありがとう」


口をニッと横に広げて首を横に振る岡田のお腹から、ググーグ、ググッグーググッ、グウグウーと不規則な音が聞こえた。