名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。

納得できなくてあたしがパッと振り向くと、落ち着いて話していたはずのお母さんの顔が、涙でぐちゃぐちゃになっていた。


そこであたしはわかってしまった。


もうあたし達ができることはなんにもないことを。


「モモ、苦しいよな?……ごめんな、助けられなくて」


タクがモモの頭を何回も何回も優しくなで続けている。