名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。

タクがあたしの後ろに立っていたお母さんに振り向く。


「母さんが姉貴迎えに行ってすぐから、ずっと呼吸が変なんだ。モモ、もうダメなの?」


涙声で詰まりながら話すタクの肩をお母さんがそっと抱き寄せる。


「タクごめんね。一人で不安だったでしょう?怖い思いをさせちゃったけど、モモを見守ってくれてありがとう。……みんなでモモを見送ってあげましょうね」


見送るって、このままモモの息が止まるまで、病院も行かないで放っておくの?