名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。

たくさんの涙で濡れていた。


「姉貴、モモが、モモの息が止まりそうなんだ」


昔は泣き虫だったけど、中学に入ってからタクがこんなに泣いているのを見たことがない。


なでるその手もはっきりわかるくらいブルブルと震えていた。


「モ、モ?」


体の力が抜けてしまいそうなあたしは、ソファーの前にカクンと膝をついて小声でモモに呼びかけた。