名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。

あたしの気配を感じたみたいに耳がピクピク動いて、モモがゆっくり顔を上げた。


たった一日であごや目の回りがやつれてしまったモモを見て、涙が出そうになる。


口元を手で押さえて、クシャクシャの表情でじっと見下ろすあたしにモモが言った。


「……ドブス」


いつもの口癖だけど、声が小さくてかすれている。