名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。

その日早めにベッドに入ったあたしは、自分のこととモモのことでソワソワし過ぎてあんまり眠れなかった。


セットした目覚ましよりずいぶん前に目が覚めて、しばらくぼうっと薄暗い天井を見つめる。


「モモ、具合どうかな」


これからの手術よりモモの方が心配で、パジャマ姿でソッと階段を降りていく。


こっそり居間をのぞいたら、お母さんがソファーに寄りかかったまま眠っていた。


音を立てないように近付いて、うずくまるモモを上から見下ろす。