名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。

「ミユー、そっちにモモちゃんいるかしらー?そろそろおやつの時間なのー」


おやつという言葉にぴくんと反応したモモが、ニャアーンと痺れるくらい甘く鳴く。


そしてあたしのことなんかシカトして、すぐに駆け足で部屋から出ていってしまった。


本日二回目の失恋、か。


「モモの奴ったら、今のは絶対『待ってました』とか言っちゃってるのよ。どうせあたしよりおやつの方が大切なのよ。どうせあたしなんてニボシやジャーキー以下なのよ。あーっ、悔しいっ」