ごろりと転がり、天井を眺める。 「あー、もぅ」 もどかしい。 想いはある。 なのに書けない。 行き場のない想いだけが、ぐるぐると体の中を走り回る。 満ちたりない感じ。 あいつが隣にいてくれたら、それだけで満たされる。 逆に言えば、それだけも満たされない。 悔しさすら覚える。