No Mobile No Life

どうして、こんなにも独占欲を感じてしまうのだろう。


ダイトは、私の兄だからだろうか。


それだけで、こんなにも独占欲を感じるモノなのだろうか。


何だか、違う気がする。


そこまで考えた時、私は気付いたかも知れない。


この感情の正体に。


今まで、私は勘違いしていた。


ダイトの事を兄の様だと思っていた。


しかし、そうではなかったんだ。


私は、ダイトの妹にはなれない。


それは、無理な事なんだ。


恐らく、そうなんだ。