そう考えると、やはり私は携帯依存症なのだと思う。


そう考えていた時、携帯電話の着メロが鳴り響いた。


私は、Eメールの受信箱を開く。


From：ダイト
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そっか。
俺も、あんまり出歩かないよ。
彼女がいた時は、もう少し出歩いていたけど！


彼女。


この単語を目にした時、何だかドキッとした。


そして、胸が苦しくなった。


どうしてなのだろう。


ダイトに彼女がいた事を、嫌だと思ってしまった。


ダイトは、私だけのモノ。


そうあって欲しいと思った。