いやだよ、なんて言えるわけなくて。 『いいよー。 それくらい楽勝!』 とかなんとか答えた私は、 今日も2人が仲良くなるための手伝いをしている。 麻衣は大事な友達だし、 麻衣はなんにも悪くない。 だけど、思うんだ。 あのとき、 旅館で 私がほんの少しの勇気を出せていたら。