「そうかぁ? じゃあなんでまた泣いてんだよ」 「……うるさいなあ。 女の子にはいろいろあるの」 「女の子? どこどこ?」 「ばっかみたい」 私が吹き出すと、 安藤もこらえきれない様子で吹き出した。 「ほら、早く部屋行けよな! うしろつっかえそうだし」 常識無い福島に常識みたいなことを言われて、私はまた笑った。 「安藤、 ごめんね」 「……私、もう知らないからね」 「うん、ゴメン」 私の言葉に安藤はため息をついた。