「亜紀のオススメなら安心~!」 麻衣が照れたように笑った。 なにか言わなくちゃって思ったけど 声が出なかった。 「麻衣ちゃーん、 先に部屋行っちゃうよー」 麻衣のクラスの子が麻衣を呼んだ。 「すぐ行くぅー! じゃあまたね、亜紀、のぞみ!」 麻衣は私に大きなショックを残して、 その子たちと部屋に行ってしまった。 小柄な麻衣の背中を見送る。 かわいいなぁ、麻衣。 ガラスに写った自分。 ……かわいくないなぁ。