「……亜紀?」 安藤が心配げに顔を曇らせた。 やばい、 安藤の旅行まで台なしにできない! 私はそう思って首を振った。 「う、ううん、なんでもない! もう温泉入ったの?」 「うん、広かったよー めっちゃキレイ!」 麻衣がうれしそうに答えた。 安藤は相変わらず 顔をしかめて私を見てる。 そして言った。 「……亜紀、 石井とまたなんかあったでしょ」