「石井が先生に呼ばれて、 今いないけど」 「あたし石井クンの顔とかあんまりわかんないなあー」 「そのうち戻るよ」 私は笑いながら軽く返した。 2人でしばらく作業を進めていたら、 石井が戻ってきた。 「あれ、友達?」 「おっそいよ石井! 麻衣が手伝ってくれたんだから」 「ごめんなー。 えーっと、麻衣ちゃん?ありがと」 「ううん大丈夫……っ」 ……ん? 麻衣の目、ハートになってない? そっちに気を取られていたせいで、 手元が狂ったらしい。 ガッシャン! と嫌な音がした。