途中、なんだか泣きそうになった。 なにやってるんだろう、私。 自分の気持ちのコントロールも出来ない 好き とか きらいとか だから、 振り回されたくないから いやなのに いつの間にか帰り道途中にある市営のグラウンド前に来ていた。 どこかのクラブチームなのか、 中高生くらいの男の子たちが ボールを追って走り回っていた。 その中によく知った顔を見つけて 息をのんだ。 「圭ー!こっち!」 「おうよ!」 石井がうそみたいに、 羽が生えてるみたいに フィールドを駆けていた。