第二ボタンと春の風



不意に後ろから足音がした。


安藤がもう戻ったのかと気にしなかった。


ヒンヤリとしたものを頬に当てられて、

缶ジュースだと気付いて、

「ありがと」

と言いながら振り返ったら。