もう閉園時間とあってか、並んでる人は少ない。 俺達も列の最後尾に並んで順番を待つ。 今は夕焼け時。 きっとキレイだろうな…。 なーんて1人で思ってみる。 「きっと夕焼けキレイだろうね。」 咲夜がつぶやいた。 ちょうど同じことを思ってた俺は勝手に運命を感じてしまう。 俺達の順番がきて、観覧車に乗る。 『いってらっしゃい』って声とともに扉が閉まる。