ケイカ -桂花-

「この時間に制服は危険よー。セイちゃんに約束しちゃったし」

「オヤジ?」

「うん」

うなずくケイの笑顔にがっかりした。

なんだそうか。

この事は私とケイ、2人だけの事じゃないんだ。

オヤジも込みなのか。

それに、まだ続いてたんだ、オヤジと。

ここんとこ帰りが早いから会ってはいないみたいだけど、連絡はちゃんとしてんだ、・・・別に関係ないけど。

家に連絡いってるなら急いで帰ることも無いか。