その言葉を聞くとサリリはキッチンへと戻って行った。
それから数分して、サリリが二人を呼んだ。
「ご飯出来ましたよ。」
俺とミエルはそれを合図にキッチンへと行った。
朝は和風のご飯だった。
「サリリはご飯とかはどこかで習ってたのか?」
サリリはちょっと照れたように言った。
「ある人に教えてもらったんです・・・凄く大切な人に。」
「サリリにそんな人がいたんだ。」
そんな会話をしていると
「さあ、ご飯食べるよ?」
とミエルが会話をさえぎった。
「何か聞きたくない内容だったのかな?」
と俺は思った。
それからご飯になった。
俺はふと気になった事を聞いてみた。
「昨日、二人は学校に行くって言ってたけど制服とかはどこにあるの?」
それにはサリリが答えた。
「それも魔法で何とかしてるから大丈夫!和也さんが心配する事はないですよ?」
と言ってニコッと笑った。
時計を見ると7時半を越していた。
「ヤバイ!?遅刻するぞ?」
それから各自自分の部屋に帰って着替えて学校に向かった。

何とか遅刻する事なく学校に着いた。